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矯正用のワイヤーの種類と太さの違いを解説

矯正用のワイヤーの種類と太さの違いを解説

歯列矯正では、治療が進んでいく過程でいろいろなワイヤーを使用します。太さや形などに種類があることから、どのような意図で使い分けているのか不思議に思われている方も多いことでしょう。そこで今回はワイヤーの種類と太さの違いについてわかりやすく解説します。

 

ワイヤーの太さの違い

矯正用のワイヤーは、太ければ太いほど、強い矯正力を働かせることができます。そう聞くと、歯が大きく乱れている始めの段階から一番太いワイヤーを使いそうなものですが、実際は逆です。歯がデコボコしている段階では細いワイヤーを使って少しずつ歯並びの乱れを改善していきます。そうして歯並びが整ってきたら太いワイヤーへと変えていき、その状態を固定させるのです。

 

ワイヤーの形の違い

矯正用のワイヤーには、形態的な違いもあります。それは大きく「丸形」と「角型」のつに分けられます。おそらく、一般の方が見てもその違いは判別できることでしょう。矯正力は、丸形より角型の方が強くなっています。

 

ワイヤーの金属の違い

最も標準的な矯正用のワイヤーは、ステンレススチールで作られています。とても丈夫で壊れにくく、強い矯正力を働かせるのが得意なワイヤーです。デコボコの歯並びを精密に治す際にはニッケルチタンといういわゆる“形状記憶合金”が使われます。それぞれに異なるメリットとデメリットがあることから、必要に応じて使い分けるのが一般的です。

 

まとめ

今回は、矯正用ワイヤーの太さや形、材料の違いについて解説してきましたがいかがだったでしょうか。普段、ご自身の口の中にあるワイヤーにどのような働きがあるのか、少しでも理解していただけたら幸いです。その他、矯正用ワイヤーだけでなく、ブラケットについて疑問があれば、いつでも当院までご相談ください。飯能市のやまて歯科医院は矯正治療に対応している歯医者さんです。

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